スピリチュアルセラピスト鈴 -すゞ-のブログ

それは、私が幼い頃…
まだ私が幼稚園の年少の頃の話です、そのころ私の祖父は病に伏しており起きあがることもやっとと言う状態でした私は非常におじいちゃん、おばぁちゃんっ子で、日に日に弱って行く祖父を見てはおれず、朝と夕方に祖父の寝ている枕元にある、ご先祖様達が奉ってある仏壇に「おじいちゃんが早く良くなりますように」と手を合わせておりました。

お盆も終わろうかというある日、私はぱたりと仏壇に向かって手を合わせることを止めてしまったと言います。祖父が私にこう聞いてきたそうです「何で最近は手を合わせてくれないかな?」私はこう答えたそうです「だって、おじいちゃんお空に帰るんでしょう?その方が良いって言ってたもん」と…私の持っている記憶はここまでですが、私がまだ10代で祖母が生きている頃そんな話を私が言うと決まって祖母はこう付け加えていました。「お前の話の後、おじいさんは嬉しそうに(そうかそうかワシにもお迎えが来るのか)と言っていたんだよ」と。
今にして思えば、どうして祖父は喜んでいたのかがやっと分かるようになりました、きっと祖父は下に行ってしまう
と言う不安があったのでしょう。その不安を偶然に小さい頃の私が「お空」と言う言葉で和らげたんだと。





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