自分の中の自分
自分が自分らしく、自分であるため…の終着は、やはり自分以外の人の為に何ができるのか？
と言うことではないでしょうか？…
では、人の為に生きる…にはどうすればいいのでしょうか？それにはまず、自分自身を持つことです…少し抽象過ぎてわかりにくいでしょうか？…つまりはこうです。
人の為に生きると言うことは、人の為に何かをすることです。…しかし自分自身を持っていないと相手に引きずられてしまいます。そうすれば最初はよいのですが、次第に心身共に疲れてしまいます。
でも、そこで、自分自身を持っていればその場所、その場所で引くことができるのです。
そうすれば、疲れてしまって他の人と道連れに共倒れ…などと言うことは避けられる事でしょう。
決して『人のために何かをする』と言うことは『どこそこに寄付をする』とか、『慈善事業』を積極的に行うとかではなく、ほんの些細な事で構わないのです。
例えば女性友達が結婚が決まった時に心の奥底から、あたかも自分の事のごとく『おめでとう』と言ってあげられるような。例えば満員電車の中にいて、体の悪そうな方やお年寄りに席を譲る事のような…そんな些細な事で構わないんです。
本当に一番良いのはその事が起点となり人が人を思う…思いやる『人のために何かをする』と言うことが輪になって行くのが一番なのですが…
無理や背伸びをしないで、自分のできる範囲の中で精一杯出来ることしてください。
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