結果から考えないと言うこと
まず、あなたが何かのトラブルに巻き込まれたとしましょう。
そのトラブルはあなたにとって将来、とても困った状態を招いてしまう事が予想されるとしましょう。
あなたは、まず、何をしますか?
たぶん、あなたに関わらず、人間はその困ってしまった状態を何とかしたと思うはずです。そして、そのすでに出ているトラブルの事態を何とかならないかと知恵を絞り、奔走するはずです。
でもちょっと待ってください…
ここで少し冷静に考えて見ましょう、まずはそのトラブルが何であれなぜそのトラブルが起きてしまったのか?また、その原因は何だったのかを、良く思い出して見ましょう。
「いや、心当たりがないなぁ」ですとか「全く身に覚えがない」と思われても、本当に心当たりが無かったり身に覚えがないならば、今目の前にあるトラブルは起きるはずがありません。
あなたの前に起きている事は少なからずどこかの段階で、あなたは関与しているはずなのですから、「関係ないと」思わないで、まずは「自分も関係しているんだ」と思って考えて見ましょう。
すでに、起きてしまった事…つまり結果というモノは変えられないのですから、その結果を変えようとするではなく起きてしまった事…つまり結果から、その事柄の原因を探り出してその原因を回避し自分の望む結果に結びつくか
を考えて見ましょう。
でも、「もう済んでしまった事なので遅いです」と言う意見もございます。
では、あなたの人生を振り返って見てください。
同じ事が繰り返し起きていませんか?寸分の狂いもなく同じ事が起きることは希ですが、少なくとも同じような事は、何回も、何回も…起きているはずです。
今からでも遅くはありません、いいえ、今だからこそ出来る事も多いんですよ。